コミュニケーションの意義と価値

協同組合/相互扶助の保険組織にとって、評判を管理する重要性がますます高まっています。ICMIFは2013年に、協同組合/相互扶助の保険組織の評判をあらゆる面から評価検討し、今後の成長のために改善するべき点やヒントを探る調査を実施し、その結果をまとめたレポート「グローバル評判レポート」を発表しました。

これは、この種としては初の試みでした。 調査の結果、評判に関してICMIFが取り組むべき重要課題として、協同組合/相互扶助の保険組織の認知度の向上、国際レベルでの発言力の確保、優れた業績との関連性を高めること、外部で協同組合や相互扶助の理念を取り上げてもらうこと、協同組合/相互扶助の保険組織に対するポジティブな感情を増やすこと、の5項目が特定されました。

そこでICMIFは大規模なコミュニケーション戦略を採用し、課題への対応を行いました。2015年には、その成果を評価するために追跡調査を実施し、その結果を新レポートにまとめました。

追跡調査の結果、コミュニケーション戦略の効果が以下のような数値で表されました。  

  • 世界的認知度:11%増(2013年を基準とした増加率、以下同じ)  
  • 話題性の高いコンテンツや会話における発言度:93%増  
  • 協同組合/相互扶助の保険組織の話題で協同組合や相互扶助の理念が言及される割合:184%増  
  • 協同組合や相互扶助の理念に言及するケースの8割は外部コンテンツ  
  • 協同組合/相互扶助の保険組織に対するポジティブな感情がネガティブな感情を上回る割合:60%増  
  • 保険業界全体を取り巻く国際的主要課題の認識・対応度:78%増

会員団体ならびに協同組合/相互扶助の保険組織と保険業界に影響を与える組織や個人に対して情報を提供し続けること、それがICMIFのコミュニケーション戦略の基本です。

  • ICMIF四半期報告 – ICMIF事業戦略に基づいた活動内容を会員団体に報告するレポート(電子版)で、四半期ごとに発行されます。
  • 月間ニュースレター(2016年第3四半期から開始) –会員団体に最新ニュース、新レポート発表やイベント開催のお知らせなどを届ける電子版ニュースレターです。
  • ブログ – 会員団体や事務局、外部関係者などが投稿するブログで、1カ月に1~2回の割合で更新しています。
  • メディア対応 – 世界的な保険専門誌に定期的に寄稿し、コメントを発表しています。例えば、イギリスの有力業界紙「インシュランスデイ」(有料会員にオンラインでニュースを提供するメディアで、月間訪問数18,000人)には定期的に記事を寄稿しています。
  • ツイッター – ICMIFのアカウントでは、1,000人以上のフォロワーがニュースやコメントを共有しています。
  • リンクトイン – 4,000以上のコンタクト数を持つビジネスプラットフォームで、ICMIFでは職員も含めニュースを共有し、つながりを保つために活用しています。