ICMIFが「協同組合/相互扶助の保険組織ワールドマップ2014」を発表

国際協同組合保険連合(ICMIF、本部イギリス)は、世界の協同組合/相互扶助の保険組織の規模と成長率が一目で分かる「協同組合/相互扶助の保険組織ワールドマップ」を新しく作成しました。

2013年の業績データをもとに作成したワールドマップによると、世界の協同組合/相互扶助の保険組織の保険料収入は合わせて1兆2,600億USドルで、保険市場全体の27.3%を占めました。これを2007年のデータと比較すると、保険料収入は1兆USドル未満から、占有率は23.8%から、ともに大きな伸びを示しました。総資産は2007年の6兆USドルから、8兆USドル弱へと増加しました。

2007年以降、協同組合/相互扶助の保険組織は、世界の保険市場を上回るペースで成長しています。2007年から2013年にかけての期間の保険料収入成長率は29%で、保険市場全体の伸び(12%)を大きく引き離しました。また、世界全体で110万人以上を雇用し、9億1,500万人の組合員/契約者に保障を提供するなど、社会的にも大きな役割を果たしています。

「協同組合/相互扶助の保険組織ワールドマップ」は、世界90カ国以上、ならびに世界各地域における協同組合/相互扶助の保険組織の規模を分かりやすく示しています。例えば、協同組合/相互扶助の保険組織はとくにヨーロッパと北米で強く、ヨーロッパでは35%、北米では30%の市場占有率を獲得しています。また、両地域で事業を行う協同組合/相互扶助の保険組織を合わせると5,000社以上にのぼります。

「協同組合/相互扶助の保険組織ワールドマップ」には、ICMIFが作成中のミューチュアル・マーケットシェア 2013年版のデータが使われています。ミューチュアル・マーケットシェアは、ICMIFが世界の協同組合/相互扶助の保険組織の業績と規模を調査した結果をもとに毎年出版しているレポートで、2013年版は2015年初頭に発表の予定です。(なお、ICMIFでは調査を進めるにあたり、どこまでを調査対象とするべきかという問題に関して多くの国で議論の余地が残されているなか、個々の国の事情による対応は行わず、客観的資料としてスイス再保険発行のシグマレポートを基本データとして活用しました。そのため、シグマレポートに含まれる日本の相互会社も調査対象として含まれています。)