Strategic InSights: Changing consumer behaviours

この10年間の経済情勢の変化や社会的変化を背景に、保険に関する消費者行動に以前とは大きく異なるパターンが生まれました。とくに世界的金融危機以降、家計収入が実質的に減少し多くの市場で消費が低迷しているなかで、消費者の価格敏感性が今まで以上に高まり、低価格で高いサービス水準を求めるようになりました。

本レポートでは、社会経済的環境の変化や、情報技術の進歩と規制強化がもたらす市場の変化、さらに消費者期待の高度化などを取り上げて検討し、それが保険業界全体、とりわけ協同組合/相互扶助の保険組織に与える影響を分析します。また、ICMIF会員団体が消費者のニーズや期待を理解するために採用している方法について、消費者調査を中心に紹介します。

以上の考察をふまえたうえで、協同組合/相互扶助の保険組織ならではの強みを活かして、消費者行動の変化に対応し、他社との差別化を図り、持続可能な競争力を構築するための可能性を明らかにします。